実践事例

貿易工場が独立サイトを作る際に最も陥りやすい3つの落とし穴

製品カタログをサイトと見なす、問い合わせフォームで聞きすぎる、英語市場だけを対象にする——3つの落とし穴はどれも小さく見えるが、このサイトが問い合わせを獲得できるかどうかを左右する。

貿易工場が独立サイトを作る際に最も陥りやすい3つの落とし穴

多くの工場サイトを見てきたが、見栄えは良くても、半年運営して問い合わせがまだ一桁というケースがある。問題は通常デザインになく、次の3つにある。

落とし穴1:製品カタログをサイトと見なしている

典型的な例:トップページに大きな画像1枚+「会社概要」の一段落+製品リスト200型番、各型番には画像1枚と名前1行だけ。

バイヤーが見たいのは「あなたが何種類持っているか」ではなく、「私が求めるあの型番を作れるか」だ。彼が探すのは、材質、公差、表面処理、最小注文数量、納期、認証。これらがなければ、彼は次の会社に問い合わせるしかない。

改善方法:各主力型番に「事実段落」を付け、この6項目をすべて記載する。200型番を不明瞭に載せるより、30型番だけを明確に載せる方がよい。

落とし穴2:問い合わせフォームで聞きすぎる

よくあるフォーム:氏名、会社名、役職、国、電話、メール、製品、数量、目標価格、納期、備考……必須項目11個。

必須項目が1つ増えるごとに、離脱する人が出る。バイヤーは初回接触の時点で、通常まだあなたと話すかどうかを決めておらず、先に情報を開示する義務はない。

改善方法:

  • 初回接触では連絡先+聞きたいことだけを求める(メールアドレスだけでもよい)。
  • 「複数商品のチェック+数量入力」を任意項目にする——記入したい人は自然に記入し、記入したくない人も送信できる。
  • バックエンドで受け取るのは構造化されたリストであり、自由記述のメールの山よりはるかにフォローしやすい。

落とし穴3:英語市場だけを対象にしている

英語は最も広いカバレッジを持つが、最も高いコンバージョン率ではない。スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、日本語の市場では、母語のページを理解できるバイヤーの方が、問い合わせをしてくる確率が明らかに高い。

しかもこれは「もう1つサイトを開く」という問題ではない——各言語圏にはそれぞれ独立したリンクが必要で、そうして初めて各言語圏の検索で見つけてもらえる。サブディレクトリ(/de/、/ja/)で十分で、ドメインを追加購入する必要はない。

改善方法:まずトップページ、製品ページ、お問い合わせページを3〜5の主要言語に翻訳し、全サイト翻訳を目指さない。どのページをどの程度翻訳するかは自分で決める。

1ページのセルフチェックリスト

チェック項目合格ライン
主力型番に事実段落があるか材質/仕様/最小注文数量/納期/加工/認証、6項目が揃っている
問い合わせの必須項目数3個以下、かつ登録不要
言語数3言語以上、かつ独立リンクがある
製品画像は実写かレンダリングか少なくとも主力型番には実写と使用シーンの画像がある
スマートフォンで正常に閲覧できるかバイヤーは展示会や工場でスマートフォンから開くことが多い

結論

工場サイトの目標は「見栄えの良さ」ではなく、バイヤーが30秒以内に「この会社なら自分の仕事ができる」と判断できるようにすることだ。上記3つをしっかり行えば、問い合わせ品質の向上は通常、テンプレートを変えるよりはるかに顕著になる。